連帯保証人になった結果

私の親戚、友人でそれぞれ共通した借金騒動がありました。

それは連帯保証人になって、相手に押し付けられ逃げられ残されたのは借金だけというドラマさながらの出来事でした。 二人共友人が多く人付き合いもマメで頼まれたら断れない性格で、それを利用されて家族は大変な目に遭いました。

全く異なる借金取りへの対応

私の親戚の方は急に借金取り立ての電話が相次ぎ、両親の職場にも電話が来て、当の本人は家に戻らず色んな所を移動する生活をしていました。

借金を申し込んだ相手に言ってと反論しても相手は行方不明だし、連帯保証人はそっちなんだ同じ位払う義務があるからさっさと返せの応酬でどうしようもありません。

結局家族で売る物売って保険を解約し生活費を切り詰めて、連帯保証人になった人は夜間長距離トラック運転手になり、お金を稼いで何とか集めて返したそうです。 その時、親戚の人は電話が怖くて出れないからかけてこないでねと、うちの母に連絡が来たそうです。

友人の方は兄弟が同じようにして連帯保証人になり、実家にどうしようと頭を項垂れながら帰って来て、家族にその話を打ち明けたら、何でそんな物簡単に受けたんだ馬鹿かと散々怒られ、借金取りより家族全員に死ね死ね言われる始末でした。

こちらも実家に取り立ての電話が来ましたがこちらの家族は知らないと一言ガチャン、返さないと裁判だと言われてもどうそと言ってガチャン、借金を作った人の名前を出されたらそいつに言えとガチャンでした。

家族は自分で作った借金は自分で払えを通してて当の本人は別の地に行き、仕事を探してたらばったり知り合いと会い事情を話しました。 そうしたら、知り合いが仕事を立ち上げていた所だったので採用をしてくれて、衣食住皆面倒見てくれて、給料は殆ど残さずそのまま借金返済して完済しました。

人が良いのも考えものです。